ホテルパンの材質-ステンレスホテルパン、アルミホテルパン何が違う?

商品紹介2022年1月21日

スチコン(スチームコンベクションオーブン)調理に使用するホテルパンを選定する際に、ホテルパンの材質が違うと、何が変わるのかをご説明します。ホテルパンの材質は主に3種類あります。ステンレスとアルミ、そして鉄です。

ステンレスホテルパンとアルミホテルパン

【ステンレス】

万能タイプ。焼物、煮物、蒸し物など基本的にステンレスホテルパンで全てまかなうことができます。最大の特徴はサビに強いことです。但し、一部の価格の安いステンレス製品には、ステンレスに含まれる材料が異なる為、錆びやすい製品もございますので注意が必要です。

当社が販売しているステンレスホテルパン、米国Vollrath 社製「Super Pan V®(エスピーファイブ)※」は、SUS300系 18-6ステンレススチールを使用しており、サビにも強く、また米国公衆、安全に係る要求事項を規定したNSF規格適合商品ですので安心してご使用いただけます。

※ステンレスホテルパン商品の一部に「Supaer PanⅢ®(エスピースリー)」が含まれます。

 

【アルミ】

主に、焼物調理に優れます。ステンレスに比べ熱伝導率が高い為、ピザや餃子などを焼く際には、ホテルパン接地している面がよりパリッと仕上がります。ステーキや魚を焼く際にはしっかり焦げ目を着けることもできます。ステンレスと比較し重量が軽く、熱により変形し易いですが、冷めれば元の形にも戻りやすいです。

 

【鉄(エナメル)】

ホーロー加工がなされている場合が多く、主に焼物に使用し焦げ付きを防ぎます。熱による強度は高いですが、ホーロー部分はガラス加工のため、衝撃で割れてしまうため注意が必要です。また鉄自体はサビに弱い為、周囲の加工が損傷するとサビが発生する原因にもなります。

 

以上から、当社では焼物調理にはアルミホテルパン、それ以外にはステンレスホテルパンをお勧めしています。