よくある質問
-
ホテルパンの耐熱温度は?
-
ホテルパン自体は金属のため、500℃程度では変質しません。
フッ素樹脂加工は260℃、ホーロー加工は400℃程度となっています。 -
スチコン使用時ホテルパンが歪む
-
ホテルパンは金属のため熱で膨張します。食材の配置や熱風のあたり方などによりホテルパン自体が均一に膨張しないため歪みが発生します。特に深さ20mm~25mmで発生します。
回避策としてホテルパンに敷きアミを乗せて調理することで歪みが軽減されます。深さがあるホテルパンのほうが歪みが少ないため、深さ35mm以上のホテルパンや歪まないグリルパン(56037・56237)もご検討ください。またアルミホテルパンはステンレスより熱で歪みやすいですが、冷めれば元に戻ります。
-
洗浄方法は?
-
中性洗剤を使用して洗浄してください。特にステンレスに塩素系洗剤、アルミにアルカリ性洗剤を使用すると錆びる原因となります。
また洗浄時はゴム手袋などを使用し、広めのシンクでホテルパンを寝かせて洗ってください。洗剤などで滑りやすいため、ホテルパンの縁で怪我をする場合があります。
-
フッ素樹脂(テフロン)が剥がれる
-
樹脂を吹き付けた加工のため、使用に伴い劣化していきます。使用頻度にもよりますが数ヶ月~1年が使用の目安です。
微細なピンホールが存在するため、水分が付着したままだとそこから浸透し剥離する原因となります。また、金属製のヘラやスチコンのレール部分との接触、積み重ねなどにより傷が付くとそこから徐々に剥がれていきます。
-
ステンレスなのに錆びる
-
ステンレスは鉄を軸として、クロム・ニッケルなどが使われています。錆びにくい製品ではありますが、使い方によっては錆びる原因になることがあります。主な原因は
もらいサビ:錆びた鉄など他の金属をくっつけておくことにより、サビをもらうもの。
塩素:塩素系洗剤、塩素系漂白剤を使用してるとステンレスは深刻なダメージを受けていきます。海水・食塩にも弱く、長時間ステンレスに塩を置いておくことは厳禁です。
対策として①他の金属製品と長時間接触させない。②不純物が付着しないようこまめに掃除をする。③塩素系洗剤をつかわない。④金たわしなどを使用して傷つけない。など使用方法にご注意ください。
-
アルミに白い粉や黒ずみがでる
-
アルミニウムはアルカリ性に弱いため、アルカリ性の食品を入れたまま加熱したり、長時間放置したりすると白い粉のようなものがでてきたり、黒く変色したりすることがあります。白い粉はアルミニウムが水道水に含まれる塩素などのアルカリ性質と反応してできた水酸化アルミニウムで、黒い色はそれが水中で鉄イオン、銅イオンなどと反応してアルミニウムの表面についたものです。
発生した場合はクエン酸やクレンザーで洗い落とし、水分をふきとってしっかり乾燥させてください。乾燥しないまま使用しますと再度発生しますのでご注意ください。